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自分の身体でしか表現できないことを見つける、それが楽しい

ダンサー
柊アリスさん
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ダンスをはじめたきっかけは?

たまたま仕事で知り合いだった女の子が出演していた劇を観て、そこで身体表現のおもしろさを知ったのが最初です。「どうやったら舞台に立つことができるかな?」と思ってバレエを習い始めたり、いろいろな舞台を観たりするようになりました。そんなときに観たのが、「コンテンポラリー」ダンス。それが現在行っているダンスとの出合いであり、ダンスを習っている先生との出会いのきっかけだったんです。 |
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始めたのは大人になってから?

そうなんです(笑)。もちろん、周りには子供の頃からバレエを習っている人が多かったですよ。大人になってから始めた私では基本的な点ではかなわないことがたくさんありました。だけど、そのお陰で、何故できないのかを考えることができたり、できなくて悔しいから頑張れたり、自分の身体でしか表現できない部分を探すように頭を使うようになったとも思います。興味のある人は、大人になってからでも遅いと思わずに始めてほしいですね。 |
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アイデアの源は何ですか?

ダンス作品を作るときは、振付から選曲から全部自分で考えます。音選び一つでも、曲も普段から聴いているかいないかで選べる幅が違ってくるから、興味のアンテナは普段から張り巡らせておくようにしていますね。いろんなところにヒントはあるものです。たとえば小説を読んだとき自分の人経験や感情にリンクしている表現箇所は、記憶に残っているものだと思うんです。その記憶から振付が出てきたりするのです。動作の一つについても同じことが言えます。コーヒーを飲む動作だったらその時の感情や、飲むきっかけを思い出しながら動作を構築していく。自分の身体を駆使して仮面の下の表情を、仮面を脱がずに伝えようとする感じですね。それが観客に伝わったときには「やった!」って思います。
ダンスなんて生きていく上では、必要のないもので、時間もお金もかかるものではあるのですが、なぜやっているかというと、身体を使って思いを伝えることが自分には楽しいからなのだろうなと思います。人間には、「感動できる」という感情があってよかったなって。 |
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今後挑戦したいことは?

ちょうど今は、映画の振付指導のアシスタントの仕事もしています。どうすれば役者さんたちが芝居をしながらスムーズに動けるかを考えて振りを伝えるのですが、こちらの思いや意図が伝わったときの喜びは、どんな表現方法でも通じることだと思います。だから今後は、映画の他にもCMのナレーションなど、表現できる幅を広げていきたいですね。もちろんスクリーンに映える方でもですね。 |
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アイデアを書き留めるノート、MDプレーヤー、デジカメ、ストレッチに使うスーパーボールなどが「七つ道具」
柊アリスさんホームページ「mondomilch」
http://mondomilch.com//
取材・文/常山剛 |
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