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街を歩いて得た刺激が、曲作りの発想につながります

クリエイティブディレクター・作曲
多田吉輝さん
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どのようなお仕事なのでしょうか?

代理店系のコンテンツエージェーンシーで、エンターテインメントという切り口で商品に付加価値を与えるための企画作りを仕事にしています。その一環で曲作りを行なうことも。最近では携帯の着信音を作曲したりしました。その機種のプリセット着信音にはシャウトしているボクの声が入ってます(笑)。あと、友人に頼まれて、テレビ局主催のジャズイベントCMソングを作ったりしました。 |
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今のお仕事をされるきっかけは?

今の会社を立ち上げてクリエイター系の仕事をたくさん受けるようになるうちに、外注予算の削減や、急な変更に対応する必要から、会社ででも曲も作るようになりました。
ちなみに、作曲を始めたのは高校生頃。大学生の頃に当時まだ非常に高かったMacで、シーケンサーソフトなどを扱って音楽を作り出したんです。そのうちに、曲作りを仕事として受けるチャンスを貰って。そこで試行錯誤した経験が今の仕事の下地の一つになっていると思います。 |
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曲を発想するコツは?

ボクは、曲を作るときはまず街を歩きます。そしてとにかく周りを見る。時代の雰囲気とか、曲に求められている空気感とか、そういったものを街から取り込むんですね。その時の歩く速度が曲のスピードになったりします。早めの曲の場合速く歩いて、遅めの曲の場合ゆっくりと街を見ながら歩いたりとか立ち読みしたりとかごはんを食べてみたりとか。そして、どういう感じの曲にしようかというイメージを予め持っておくと、街を歩いているうちにベースラインやメロディが浮かんでくる。それをICレコーダーに録り貯める。溜まったのを何となく組み合わせてみる。そのうち、これだって思う組み合わせができると家に戻って、手弾きでひいてみる…という手順ですね。家で悶々と考えていると自分の体験から出られないですから、街から発想します。 |
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作曲に携わる仕事に就きたい人へアドバイスをいただけますか?

こういう職種はコネクションが大きく影響すると思います。いわば正攻法で、学校で必要なスキルを身に付けて、音楽制作会社に入って人脈作りをするという手もありますし、ある程度できるようになったら「音楽作りたいんです。ボク、音楽作れますよ」と周りに言い広めて、仕事が来てからあたふたしながらスキルアップしていくという手もありますし。自分はどちらかと言えば後者でしたね。待っているだけでは無理。こちらからアクティブに動いてみることですね。
取材・文/常山剛 |
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