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接客でも技術でも、仕事の最中がいちばん勉強になります

美容師
田村美珠希さん
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美容師としてのキャリアはどれくらいですか?

今年で5年目になります。お店としては3店目ですね。美容室ごとにやり方がまちまちな点も多いので、複数のお店の仕事を経験することで幅広く勉強できたと思います。例えば、お客さまの層が異なると、必要とされる技術が違ってくるんです。最初に勤めたお店は高級住宅地のなかで、現在勤めているお店は下町でご年配の方も多いお店なのですが、お客さまが希望される髪型が全然違うのです。一方は流行の髪型にする人が多く、もう一方は流行よりも普段のセットがしやすい髪型を希望される方が多かったり。そうすると要求される技術にも違いが出てきます。ブローの手さばき一つにしても、髪型によって異なるので、一つのお店だけでは身に付けられないことがたくさんあったと思います。その点は他の職業と共通しているかも知れません。 |
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お仕事のために意識していることは何ですか?

ご希望に合わせてお客さまに似合う髪型を考えるのは当然ですが、最終的な仕上がり具合の良し悪しは、髪を切る側の技術やセンスに因ってしまうので、いつも「自分のセンスをより磨かないと」と思っています。そう思いながら仕事をする中で、お客さまに「シャンプーが気持ちよかったよ」と声を掛けていただいたり、鏡で髪型をチェックする顔が微笑んでくれていたりするときが一番嬉しいです。
そのためには、技術ももちろんですが、接客やコミュニケーションも大事。ちょっとした会話でも、髪を切っている時間をリラックスしてもらえるよう心がけています。休日に遊びに出かけるときも、「これは○○さんが興味ありそう」なんて、話題を探しちゃっていますね。
営業時間後に、毎日スタッフ同士でカットの練習や、接客のシミュレーションを行うのですが、やっぱりお客様と接して会話したりカットしたりすることが一番勉強になりますね。 |
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将来の目標は?

自宅の一室を小さな美容室にして、家族や友人といった身近な人たちに来てもらえるようなスペースを作りたいなと思っています。身近な人に、自分の技術を喜んでもらえるたら幸せだと思います。東京じゃなくても、地元でというのものんびりしていて楽しいかも知れません。そのために、年配の方のヘアスタイルにも対応できるスキルを磨きたいですね。
取材・文/常山剛 |
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