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動物を通じて自然に対する興味を起こしてあげたい

動物園の飼育員
藤嶋浩義さん |
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なぜこの職業を選んだのですか?

高校の頃、熱帯魚を飼っていました。そのころから魚をはじめ、生き物が好きでしたね。それで進路を選ぶ時期になって、動物園や水族館には教育施設に近い役割もあることを知り、そういう場所で、見る人に何かを与えられる仕事をしたいと思って、この職業を選びました。最初は水族館に数年勤務して、その後今の動物園に移って今年で9年目になります。現在のメインで飼育を担当している動物はキリンとポニーのコーナーです。 |
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仕事に就く前に想像していなかったところは?

体力勝負だとは思っていましたけど、大工仕事が多いとはあんまり考えていませんでしたね(笑)。案内の看板や獣舎まで作りました。それと、この動物園は飼育員がお客さまに説明するなどして、触れ合う機会も多いので、動物のガイド役を勤めることもあります。最近はどの動物園の飼育員も、ガイドとしての役割が重要視されてきているようです。 |
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この仕事の一番の魅力は?

ただ動物を飼いたかったというより、動物を通じて教育したり、単に「見せて楽しかった」、「おもしろかったと思ってもらう」だけで終わるのではなく、その動物に接して関心を持ってもらったところで、その先の、その野生動物が棲んでいる自然環境のところまで伝えられるのがいちばん理想だと思います。
例えばレッサーパンダの風太君が大人気ですが、「立ってかわいい」だけにとどまらずに、なぜレッサーパンダは希少種になっちゃっているのか? その原因はどこにあるのか? という話まで考えてもらうことができるようにしたいわけです。一昔前であれば、珍しい動物を見せることを重きが置かれていましたが、なぜ野生動物を飼育しているのか、その意味はどこにあるのか、ということを考えながら仕事を続けたいですね。
取材・文/常山剛 |
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